バナナのため息
「なぁ、お前のバナナ食べていい?どうせ食べないんだろ?」
彼はそう言って輪切りにされたバナナを次々と口へ運んでいく。
僕はいつもそのバナナになりたかった。

01.  02.  03.  04.

(完結済)

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